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書店をぷらぷらしていたら、割と厚いWEBアクセシビリティの本を見つけた。これまでアクセシビリティのJIS規格や、ガイドライン的な書籍ぐらいしかなかったので迷わず購入。奥付見たら去年の秋に初版だったようで、僕は気づくの遅いなぁとか思ったわけで。アクセシビリティにおけるユーザ像、ユーザの用いるブラウジング方法などの想定、その上での基本的な対処の考え方やガイドライン、Javascriptなど各技術への言及、読み上げソフトなど具体的な環境の紹介、またテストの方法など中々充実した内容。Flashにも一章分の記述があってうれしい。

アクセシブルであるかどうかは、現実的には、コンテンツのコンテキストや編集方針、インターフェイスのデザインといったソフト面から、マークアップやスクリプト、UAなどの技術面、コンテンツが再生・操作される環境などのハード面など、十分に対処するのはかなり大変な印象を持っていますが、物理的・プログラム的にアクセスできるか否か、といったプリミティブな問題においては技術面でカバーできる箇所は多いと思う。エレガントな対処ができなくても、何か知っていればできる範囲で配慮はできるだろうし、その程度の配慮であってもユーザにとっては全然違うのではないか、と思う(思いたい?)わけです。そんな意味で、一読するだけでも実際の仕事でのアクセシビリティに関する配慮(の可能性)が格段に上がるのかなと思った。

とはいえ、例えば音声読み上げの精度をビジュアルの再現性ほどにあげるには読み上げソフト毎の読み上げ方の違いを鑑みたり、インターフェイス的には操作方法(機能)の違いはもちろんだけど、文章構成や文体まで気になることは山ほどあって、くらぁってする。CSS2にはaural(音声)用のメディアスタイルの仕様はあるものの誰も実装してないし…(実装されたら結構たのしそうなのになぁ)。

Flashの読み上げに関しては、読み上げするかどうか(silent)とその順番(tabindex)を几帳面に押さえていけば、随分違うのだろうなぁと思う。制止テキストは読まないって書いてあるけど、IBMのホームページリーダだったら読んでた(謎)っても愛嬌かと…。読み上げのヘッド?をスクリプトで移動できれば随分よいのになぁ。読ませて楽しいFlashってなかなか素敵SWFだと思うのだけど。

大きな制作会社さんはこの辺りも専門家がおるんでしょうか。いるのでしょうねぇ。よく知りませんが。

と、ここまで書いておいてこのサイトはアクセシビリティ的なことは策を施していないのですが…。でもブログだから構造もシンプルだし、UIもヒーリスティックだし…っていい訳ですけど…。

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