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マインドマップというのは、大雑把にいうと、連想やら構成やらというコンテクストを表現・記録する手法で、手描きでマッピングされたものなどは、杉浦康平もえな僕にはなかなか興味深いものなのですが、件のaiNoteというのは、そっち方面の趣向とは違う向きでマインドマップした、なかなか気に入ったツールであります。

マインドマップのソフトウェアにはいろいろあるのですが、中でもコレが気に入っているのは一番シンプルで小気味がよいからなのですね。実際作業で使う場合、その点気になるわけです。階層構造を編集していくのが主な操作となるのですが、大抵のことはキーボードでできるのでマウスを使わなくていいんですね。ノードの追加はもちろん、ノードの移動なんかもキーボードだけでいけるので、感覚としてはテキストエディタに近いんです。でもって、階層構造をエクセル間とでコピペなんかもいけるので、んか取り回しがいい。

主に使うのは、一人ブレスト、サイトマップ、クラス構成、スパゲッティなタスクの整理のようなノリです。後半マインドマップとはどんどん関係なくなっていますが、汎用階層構造メモな感じで使ってます。



階層構造メモにはうってつけじゃないかなぁ

本来マインドマップにはいくつかの表現的なルールがあって、件のツールはそれを満たしてはいなので厳密にはマインドマップではないんです。ルールに従ったソフトウェアもあるようですが、機能がファットになるのがやはり気になる。で、ルールを満たしているからと言って、手描き程の説得力のあるグラフィックができるわけでもない。
マインドマップというのは、自らの発想とか思索を支援する部分と、他者へコンテクストを伝える手段という二つの側面があると思うのだけど、ファットなやつだと双方中途半端な感があるんですね。その点、コレは前者の自分クローズドなところへ随分シフトしている気がするのでシンプルに感じるのかもしれない。まぁ、マインドマップ的にプレゼンテーションしたい場合は、イラレやら使えばよいのかなぁ的な。

開発元はソフトウェアハウスでなくて、アジャイルなコンサルをやっているとのこと。その辺り、このツールの性格付けに関係しているのでしょうね。

現在、ベータでフリーなんですが、製品版はやっぱり有償なのかなぁ…。個人的にはXMLの入出力ができるとうれしいなぁ。

“マインドマップツールなaiNote” への1件のコメント

  1. Team aiNote より:

    はじめまして。開発元です。
    ご紹介いただきありがとうございます。
    とても奇麗なBlogを作られてる方に、評価して頂けて、大変うれしいです。
    「厳密なマインドマップではない」と言うのは、まさにその通り。
    今後もお使いいただけたらうれしいです。

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